1.経緯
このブログをずっと見ていただいていた方はおわかりかもしれませんが、僕んちはスクリーンタープ派です。スクリーンタープはヘキサタープと比較して、
寒くないし、風雨に強いし、設営スペースがコンパクトだし、夜露で荷物が濡れることもありません。それにプライバシーも保てます。でも、スクリーンタープが万能かというとそうではありません。スクリーンタープにもいくつかの欠点があります。
・設営、撤収が面倒
・自宅で干すのが大変
・荷物になる(大きい)
・開放感が無い(僕んちでは開放感は気にしないのでどうでもいいです)
通常の滞在型キャンプであれば圧倒的にスクリーンタープが優位なのですが、旅行が目的のキャンプなどでは設営撤収時間をできるだけ短く、簡単にしたくなります。このような場合はヘキサタープが優位になります。
やまぼうしキャンプ場
実はこのヘキサタープは2年ほど前の北海道旅行のときに購入したものです。撤収が簡単なので、現在も小雨の1泊キャンプのときなどに活躍しています。なお、小雨の・・・というところがミソで、風雨があると雨が横から吹き込んでくるのでヘキサはイマイチなんです。一方、撤収はスクリーンに比べるととっても楽チンです。雨の撤収は最悪ですが、ヘキサだと
ちゃっちゃと終わります。
2.使用レポート
収納サイズはスクリーンタープとは異なり非常にコンパクトです。車に積み込むときは荷物の隙間に押し込むことができます。設営時の大きさは、家族4人で使用するには十分だと思います。ただ、悪天候などでタープの片側を下げて使いたいといった場合には少し小さいと感じるかもしれません。ヘキサタープは張綱まで含めると思った以上にスペースをとるので、キャンプ場の区画の大きさのバランスが難しいです。
自在はコストダウンのためか
樹脂製ですが、とりあえず役目は果たしているようです。交換しようと思ってアルミ製の自在を購入してあるのですが、面倒なのでそのまま使っています。この自在を動かすときはテンションを緩めてやるのがコツです。
張綱は5mmですが引っ張ると伸びて少し細くなります。自在の部分が少し滑りやすいような気がしますが、特に緩むこともなく問題ありませんでした。どうしても気になるなら自在と一緒に交換してしまえばいいと思います。
自在と張綱 (ピンボケですみません)
2本のポールはスチール製で22Φとやや細いような気がしますが、張綱を張ったら特に不安は感じませんでした。なお、このポールは錆びにくいようコーティングがしてあります。また、ポールの途中には便利なフックが付いています。僕んちではSOTOのガスランタンとドライネットを吊るしています。ただ、フックが短いのでノーススターのような大型のガソリンランタンを吊るすときはS字フックを使用したほうがいいでしょう。
これがマルチフックだ!
このヘキサタープには一応ペグとハンマーが付属してきます。ただし、ハンマーはプラハンマーでペグは短いスチール製のVペグです。従って、タープを保持するには少々心細いものです。おそらく購入してそのままキャンプ場に行った客が困らないように付けているのでしょう。従ってペグだけでも(可能ならハンマーも)しっかりしたものを別途用意したほうがいいと思います。僕んちでは手持ちのソリッドステーク30を使いました。なお、プラハンマーはともかくとして、ペグはテントやスクリーンタープのストームガードなどには十分使えるものです。
付属のVペグとプラハンマー
あと、当然といえば当然なのですが、ハト目部分は二重に補強してあります。
ハト目は丈夫な二重縫製
3.キャンパーズコレクション UVヘキサゴンタープのここが○
・安い
・コンパクト
・悪くないカラーリング
・意外と使えるマルチフック
・安っぽいがペグ収納袋、ポール収納袋が付属
・スチールポールに錆びにくいコーティング加工
4.キャンパーズコレクション UVヘキサゴンタープのここが×
・安っぽく見える生地の裏側、白いコーティング
・心細い付属のペグ
・あまり役に立たない付属のプラハンマー
5.まとめ
さすがに
小川やスノピのン万円のヘキサタープと比較するのは
酷ですが、非常にコストパフォーマンスの良い製品です。もちろん、随所にコストダウンの後が見られますが必要十分な性能を持っています。
基本的に「いいものを長く」使うほうを支持しているのですが、シーズン1~2回、それに天候に恵まれた条件のお手軽キャンプなればこれでもいいかなぁと思います。なお、ペグとハンマーだけは別途用意したほうがいいでしょう。
キャンパーズコレクションはGMSやホームセンターが主な流通経路のようなので、
スーパーやホームセンターで購入するのが安くていいと思います。(苫小牧のイオンではスポーツオーソリティではなくジャスコにありました。2年前の話ですが・・・)
実は
キャンパーズコレクション意外と好きなんです。ここンの製品はコストダウンしている割りに、重要なところはしっかりとした造りになっています。フォールディングテーブルを持っているのですが、
どこぞのテーブルと違って、天板が
フニャフニャしてなくて結構いいですよ。
安いし(笑)
6.データ
● 本体サイズ(cm):幅440×奥行425×高さ230
● 収納時サイズ(cm):幅84×奥行11.5×高さ11.5
● 重量:3.9kg
● ポール材質:スチール
● 生地:ポリエステルタフタ185T
● 耐水圧:1000mm
● UVプロテクト
● 収納バック付
● 購入価格:2,980円 (2006年夏 某ホームセンターで)
● 市場価格:3,980円~4,980円 (2008年現在:スーパーやホームセンターが安いと思います)
<2017年1月追記>
久しぶりに見たらこの記事のアクセス数が↑でビックリです。ネットでRXG-2UVの値段を見てさらにビックリ!
AMAZONで1諭吉、楽天で8540円(税込み)です(2017/1/14)。 まあ、AMAZONの値段は
生ものみたいに変動するのでアレなのですが・・・10年でずいぶん値上がりしました。1諭吉出すなら他にもっといいのがあるかもしれませんのでよく調べてご購入下さい。
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CampersCollection(キャンパーズコレクション) UVヘキサゴンタープ RXG-2UVナチュラムでは入荷してもすぐに売切れてしまうようです。