SOTO フォールディングランタン ST-210
1.経緯
今までメインランタンにはコールマンのワンマントルランタン(286A)を使用していました。しかし、このランタン
だけのためにホワイトガソリンを持っていくのも面倒です。カセットガスに燃料を統一するためにメインランタンもカセットガス式のランタンにしました。
2.使用レポート
「なんじゃあ!この大きさは」 箱から出してみて、その
想像以上の大きさに驚きました。しかし、メインのランタンとしてタープの外に吊り下げておく分には気になりません。安定感があるので、テーブルランタンとして使えないこともありませんがさすがに大きすぎます。大きさをコールマンのワンマントルランタンと比較してみました。
使用しないときはホヤの部分が樹脂製のケースの中に入ってしまうので収納性は悪くはありません。コールマンの「ランタンケースM」にも十分収まります。
ランタンケースMに収納したところ
カセットガスは本体の下部からセットします。本体とカセットガスの接合部分が見えないので手さぐりになりセットに少し苦労します。もっともこれは慣れの問題かもしれません。
当然のことながら燃料がガスなのでポンピグも不要です。圧電点火装置が付いているので、
シュー カチッ ボワッでOKです。
明るさも十分でコールマンのワンマントルランタンと比べても遜色はありません。取説によるとノーマルガス(ブタン)で
140W相当だそうです。また、ホヤはハーフストライプなのでホヤの上下を入れ替えることで明るさの調整も可能です。
ヘッドカバーの青い耐熱塗料は使用しているうちに
熱で剥がれ落ちることです。これは気にしないことにしました。
黒い点々がはがれたところです。
3.SOTO フォールディングランタン ST-210のここが○
・ 安い
・ 明るい
・ 燃料は安価なカセットガス
・ やっぱり圧電点火装置は便利
・ 収納時は小さくなる
4.SOTO フォールディングランタン ST-210のここが×
・ 想像以上に大きい
・ ヘッドカバーの青い耐熱塗料は熱で剥がれ落ちる
・ 燃費が悪い(カセットガス1本で5時間持たない)
・ 安っぽい樹脂製
5.まとめ
安価なカセットガスが使用できて明るさも十分です。大きさは気になりますが収納性は悪くはありません。ガスの消費量は多少気になるものの、質感さえ気にしなければ
メインのランタンとして十分お勧めできます。
6.データ
● 収納時 直径136×高さ225
● 使用時 直径136×高さ375
● 重量 1.25kg
● 照度 250ルクス(140W相当) ブタンガス使用時
● 使用時間 4.5時間
● 点火方式 圧電点火装置
● 材質 本体ケース 樹脂
ハーフストライプホヤ 耐熱ガラス
ヘッドカバー スチール(耐熱塗装)
燃焼塔・フレーム ステンレス
この記事は参考になりましたでしょうか。よろしければクリックをお願いします。
SOTO フォールディングランタン/ST-210
コレです。コレコレ。2007年、カタログ落ちしてしまいました。NEWモデルは↓
SOTO フォールディングランタン/ST-213
ST-210よりも大幅に照度アップ(140W相当→200W相当)しました。でも、値段はもっとあがりました。なんだかなー
SOTO 虫の寄りにくいランタン
虫の寄りにくいオレンジ色のホヤに市販の蚊取マットを装着できる反射板が付いていて防虫効果抜群らしいです。でもメインのランタンをオレンジ色のホヤにするとテーブルランタンに虫が集まってきちゃうのではないかと・・・・
SOTO 蚊トリフレクター
蚊取りマットを装着可能な反射板とはアイディア商品ですねぇ。これとオプションのカラーホヤを組み合わせればST-210も「虫のよりにくいランタン」になります。明るさは違いますけど・・・・
関連記事