2005年09月17日
カセットコンロ用ウインドスクリーンの作りかた
カセットコンロ用ウインドスクリーンの作成方法です。
1.試作
まずダンボールを利用してウインドスクリーンの試作します。カットアンドトライで風防の高さや幅を決めていきます。なお、試作するにあたっては「コンロとウインドスクリーンの間の間隔」と「ウインドスクリーンの高さ」に注意して下さい。
コンロとウインドスクリーンが密着していると、熱がこもってカートリッジが加熱して危険です。また、ウインドスクリーンが焦げる可能性もあります。
また、ウインドスクリーンの高さが高いと鉄板で焼肉をしたときにウインドスクリーンが邪魔になって肉がつつけなくなります。低いとコッヘルを乗せたときにコッヘルに風があたって熱効率が落ちてしまいます。
2.切断
試作したダンボールを元にすみだしをします。あとはジグソーで一気に切断するだけです。薄い板なので切り口がささくれ立たないように注意しました。電動工具がなくても板が薄いのでそれほど苦労はしないと思います。
3.表面加工
別にやらなくてもいいのですが、塗装前に一応サンダーで表面を磨きます。ヤスリは240番を使いました。その後、掃除機で木屑を吸い取り、さらにぬれ雑巾できれいに拭いて乾燥させます。
4.塗装
普通に薄くニスを塗ります。ニスは2Lのペットボトルをカッターで切断したカップに入れて使いました。ペットボトルの底がちょうど真ん中で盛り上がっていて、ハケに付きすぎたニスを落とすのに便利です。
半日から1日乾燥させてから、320番ぐらいのヤスリを軽くかけます。その後2回目のニスを塗ります。3回程度重ね塗りをすると深みと光沢が出てきます。
5.組み立て
ネジに合わせて蝶番を取り付ける穴をあけまます。あとは蝶番をネジで取り付けるだけです。ネジが振動で外れないようにシッカリと締めます。
6.アルミシートの貼り付け
最後にアルミシートを張ります。まず、カッターでアルミシートを合板の大きさよりも一回り小さく切ります。アルミシートの粘着面に軽く霧をを噴いて湿らせておきます。こうすることで気泡が入りにくくなります。霧を吹くかどうかはアルミシートの説明書に従ってください。粘着剤によっては水分を嫌います。蝶番と重なる部分は最初から切り取っておいてもいいし、貼り付けた後で切り取ってもいいと思います。
いよいよ貼り付けです。貼り付け位置を合わせ、タオルで少しづつこすって気泡を追い出しながら貼り付けていきます。貼り付けが終われば完成です。
こんなに凝らなくても、適当な大きさのベニヤ板に穴を空けて針金で止めるだけで十分実用になります。もちろん塗装も不要です。サンダーやニス塗りは単なる趣味の問題です。
なお、カートリッジの加熱、板への引火等による事故には責任をもてません。特にカートリッジの加熱には十分注意して下さい。実際にカートリッジの加熱による事故も起こっています。作成される方は自己責任でお願いします。
カセットコンロには小さすぎますが、ウイインドスクリーンには既製品もあります。
キャプテンスタッグ アルミカセットコンロ用ウインドスクリーン
製作したあとで発見しました。価格は少し張りますがカセットコンロ用のウインドスクリーンが販売されています。
キャプテンスタッグ アルミウインドスクリーン
普通のボンベタイプのガスコンロにちょうどいい大きさです。少し値段がはりますが、自分で作る労力を考慮すれば安いかも知れません。お勧めです。
UNIFLAME(ユニフレーム) ウィンドスクリーン
価格は安いのですが、高さが12cmしかありません。ユニフレームの小型ストーブ用だと思います。
UNIFLAME(ユニフレーム) ウィンドスクリーンL
「L」なのにこれも高さが15cmしかありません。一般のボンベタイプのコンロに使うには高さが足りません。
この記事は参考になりましたでしょうか。よろしければクリックをお願いします。
1.試作
まずダンボールを利用してウインドスクリーンの試作します。カットアンドトライで風防の高さや幅を決めていきます。なお、試作するにあたっては「コンロとウインドスクリーンの間の間隔」と「ウインドスクリーンの高さ」に注意して下さい。
コンロとウインドスクリーンが密着していると、熱がこもってカートリッジが加熱して危険です。また、ウインドスクリーンが焦げる可能性もあります。
また、ウインドスクリーンの高さが高いと鉄板で焼肉をしたときにウインドスクリーンが邪魔になって肉がつつけなくなります。低いとコッヘルを乗せたときにコッヘルに風があたって熱効率が落ちてしまいます。
2.切断
試作したダンボールを元にすみだしをします。あとはジグソーで一気に切断するだけです。薄い板なので切り口がささくれ立たないように注意しました。電動工具がなくても板が薄いのでそれほど苦労はしないと思います。
3.表面加工
別にやらなくてもいいのですが、塗装前に一応サンダーで表面を磨きます。ヤスリは240番を使いました。その後、掃除機で木屑を吸い取り、さらにぬれ雑巾できれいに拭いて乾燥させます。
4.塗装
普通に薄くニスを塗ります。ニスは2Lのペットボトルをカッターで切断したカップに入れて使いました。ペットボトルの底がちょうど真ん中で盛り上がっていて、ハケに付きすぎたニスを落とすのに便利です。
半日から1日乾燥させてから、320番ぐらいのヤスリを軽くかけます。その後2回目のニスを塗ります。3回程度重ね塗りをすると深みと光沢が出てきます。
5.組み立て
ネジに合わせて蝶番を取り付ける穴をあけまます。あとは蝶番をネジで取り付けるだけです。ネジが振動で外れないようにシッカリと締めます。
6.アルミシートの貼り付け
最後にアルミシートを張ります。まず、カッターでアルミシートを合板の大きさよりも一回り小さく切ります。アルミシートの粘着面に軽く霧をを噴いて湿らせておきます。こうすることで気泡が入りにくくなります。霧を吹くかどうかはアルミシートの説明書に従ってください。粘着剤によっては水分を嫌います。蝶番と重なる部分は最初から切り取っておいてもいいし、貼り付けた後で切り取ってもいいと思います。
いよいよ貼り付けです。貼り付け位置を合わせ、タオルで少しづつこすって気泡を追い出しながら貼り付けていきます。貼り付けが終われば完成です。
こんなに凝らなくても、適当な大きさのベニヤ板に穴を空けて針金で止めるだけで十分実用になります。もちろん塗装も不要です。サンダーやニス塗りは単なる趣味の問題です。
なお、カートリッジの加熱、板への引火等による事故には責任をもてません。特にカートリッジの加熱には十分注意して下さい。実際にカートリッジの加熱による事故も起こっています。作成される方は自己責任でお願いします。
カセットコンロには小さすぎますが、ウイインドスクリーンには既製品もあります。
キャプテンスタッグ アルミカセットコンロ用ウインドスクリーン
製作したあとで発見しました。価格は少し張りますがカセットコンロ用のウインドスクリーンが販売されています。
キャプテンスタッグ アルミウインドスクリーン
普通のボンベタイプのガスコンロにちょうどいい大きさです。少し値段がはりますが、自分で作る労力を考慮すれば安いかも知れません。お勧めです。
UNIFLAME(ユニフレーム) ウィンドスクリーン
価格は安いのですが、高さが12cmしかありません。ユニフレームの小型ストーブ用だと思います。
UNIFLAME(ユニフレーム) ウィンドスクリーンL
「L」なのにこれも高さが15cmしかありません。一般のボンベタイプのコンロに使うには高さが足りません。
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Posted by Stepper at 00:02│Comments(2)
│DIY
この記事へのコメント
ウインドスクリーンの作り方は大変参考になりました(^ .^)y-~~~私の嫁はアナタのファンで、いつも楽しく見ています( ̄〜 ̄)ξ
Posted by ゴッピー at 2006年05月16日 23:30
ゴッピーさんコメントありがとうございます。
お役に立てて大変嬉しく思っています。
チョット変った奴なので、そのあたりを加味して読んでいただければと思います。
今後もがんばって書いていきたいと思いますので、またお越し下さい。
お役に立てて大変嬉しく思っています。
チョット変った奴なので、そのあたりを加味して読んでいただければと思います。
今後もがんばって書いていきたいと思いますので、またお越し下さい。
Posted by Stepper at 2006年05月17日 07:28
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